「がん」に関わる病気の流れで発生する「こころの病」に注目し、身体疾患とその関連した精神の動きに対し治療を取り組む分野として1980年代に確立された分野です。
- 「がん」や「不治の病」のように人生設計を大きく変えなければならないような病気に遭遇したときの気持ちの動揺に向き合い、今後の治療や人生設計の組み立てをいち早く冷静に取り組めるように精神療法や薬物療法などを取り組みアドバイスをしていきます。
- 緩和ケアチームの一員として、病気の苦痛に対して不安や不眠、気分の落ち込みなどに対して精神医学的治療を取り組みます。
- 病気などから決して孤立してしまうことのないように支持的な対応をするとともに、ご家族へのこころのケアも必要があれば行います。
- 治療の主治医や治療スタッフとともにチームワークに取り組み、適切な病気に対する情報提供を行います。
